2026.07.22
R8視察研修_下関_唐戸市場_2026年7月12日(日)
2026年7月12日(日)
朝、7時半、門司港の関門汽船に乗り込み出発!5分で対岸の下関に到着です。
唐戸市場「馬関街」広報担当(株)Minato 湊社長が迎えて下さいました。
唐戸市場では金・土 午前9時から午後3時、日・祝日 午前8時から午後3時に「活き活き馬関街」というお祭りイベントをされています。
この飲食の売上が全体売上の9割を占めると言うのですから、すごいパワーです。
市場の入り口にはフグのモニュメント。

大柄な方と比較しても尚も大きい。
大きさが分かりますね。
湊様がフグモニュメントの前で次々と興味深いお話をされます。
この市場の来場者は観光客が殆どであること。下関の物価と福岡小倉の物価に開きがある事。美味しいお寿司屋さんのコースで3倍くらい違う事。そのため、地元以外での商いも試みている事。市場の集客はこの美しい景色ありきで観光が成り立っている事、など、さすが広報担当者、良いお声で分かりやすく簡潔にお話下さりました。
こちらも、大事なお話を聞き逃さない様に精一杯集中しましたが、5分経たぬうちに、立ち止まった市場の入り口の気温の高さにクラクラし、汗がドバドバ出てきました。
いやぁ、暑い。まだ朝なのに。
実は、唐戸市場は2029年から大規模改修を行い、2031年に終えることが決まったそうです。市場の躯体はそのまま生かし塩害で劣化した箇所を補修し、空調設備を入れるそうです。
改修中は仮設店舗を設けるそうですが、聞くと体験するは違う。
リアリティを持って、冷房の必要性を感じました。この市場が涼しくなれば、ますます来場者数が増えるのではなかろうか。
朝8時でも人がわんさか。

寿司ロードは、文字通り寿司詰の人波。(午前8時すぎ)

物販のブースは一転、空いてます。

道の所々にある幟が活気と楽しさを打ち上げます。わいわいガヤガヤ楽しい売り場。
飲食販売ブースには、メインのお寿司、フグ汁、フグの唐揚げ、貝焼き、牡蠣焼き、アジフライ、エビフライ、フグ刺しのお皿も並びます。ビールや飲み物も冷えています。
ここは、食のワンダーランドです。

この日の朝ご飯は、マクロの特殊部位もあり、珍しい脳天をチョイス。マグロ好きには赤身も良き。エビやイカも美味しかったです。朝なのと仕事中は緊張していてあまり入らないため、この控えめセレクトですが、実は3ヶ月前の4月にこっそり下見にお昼時間に来た時にはのびのびと大量の味見をしたのでした。
以下↓4月だから売り子の皆さんも長袖。

迷いに迷ってイカやエビ、ノドグロ、フグ、ブリ、貝に白身の魚や色々。お味噌汁はフグ汁。
焼き立てですよー!に負けて、鮑の焼いた物も。肉厚で美味しいです。


一番右のはノドグロ。何でも経験!と一貫1000円に挑戦。すかさず売り場の方にディスカウントするので二貫にしないかと言われましたが、あれこれ食べたいのでお断りしました。いやー、美味しい。ノドグロは玄界灘のものが脂が乗ってて美味しいと聞いてましたがホントだ!贅沢な逸品に感動です。

鮑も美味しい。焼きたての貝を噛み締めるたびに香りが鼻腔を抜ける。
これで勢いがつき、第二弾、おかわり。
第二弾のお寿司は閉店が近いため、お姉さん全品100円で良いよ、と、ウニまで値引きして下さいました。太っ腹!
そう来たら、銀色のヤツも必要です。
いそいそとアサヒ スーパードライ。
冷え冷えで美味しい。

フグは骨無しのフリッター。酒飲みにはこれは堪りません。流石にこれ以上は食べれず帰途につきましたが、普段食べないものも食べれてしまう旅行のワクワクこそ、観光の醍醐味。
ついつい、買ってしまう楽しき売場。売り子のお姉さんが活き活きと楽しげに働いていらっしゃるのが伝わってきて、活気の源はマンパワーなんだと改めて感じました。

食べ物のご紹介はこの辺として、実はこの日曜日の朝に湊社長が多目的ルームを金沢おさかな普及協会の研修のため借り切って下さいましたので、私達は思い思いの食事を堪能し、湊様から飲み物を頂戴いたしました。
心からのおもてなし、お心遣いに感謝申し上げます。
食事が終わり、ここからは馬関街会長 杉山様、副会長 田中様も多目的ルームにお越しになり、広報 湊様、と、市場のお話と質疑応答いただきました。
お時間賜りまして、ありがとうございます。

お話は多岐に渡り、市場の成り立ち、今の課題、価格設定、SNSでの情報発信、これからの取り組みなど。
唐戸市場の馬関街の活動は、水産物の取引が大幅に減少する中、当初はうどんなどを販売していたそうですが、現在は寿司がメインとなっています。
市場での飲食の営業は、衛生面などの面で許可が難しく、現在は市場開放(祭り)として営業を行なっているそうです。
もちろん食品衛生には徹底しており、スタッフの手洗いや売り場の消毒諸々、しっかりとなさってるとのこと。生ものを扱うので気を遣われています。
お話の中で、杉山会長は海外向けの寿司ネタの輸出に今後力を入れていくとのことでした。
地元に根差しながら世界を見て商いをされていらっしゃいます。
日本は少子化&高齢化社会で、これからの経済は輸出に目を向ける方がいいと、金沢の商工会議所の総会で小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長が講演をされていたけれど、売れてる会社、これからを見通している経営者さんは既に世界に目を向けていらっしゃるのだな、と感慨深いです。
価値ある商品が有ることが基本ですが、それを売る場所や対象を変えれば、何倍もの利益を生み出すことをご存知です。
商いは、新たな価値創造を出来た人から飛躍する。そんな刺激を受けました。
唐戸市場の活気は、人から人への口コミ、来場者の楽しい!が呼び水になり、来場されたお客様個々人のSNS発信から今の人気観光スポットになったそうです。
この夏、美しい青い海を眺めながら、行って楽しい、食べて満足な唐戸市場へ足を運んでみられたらいかがでしょう。
近くには水族館や遊園地もあります。駐車場も増えていて、今までは渋滞でお待ちになっていた方もどんどん行きやすくなってます。
この夏、唐戸市場へ行かれたらいかがでしょうか。暑いですが、青い青い海とキラキラ輝く太陽もこの市場はセットで楽しめます。

関門汽船乗り場からの唐戸市場。
お土産物屋さんや、ソフトクリーム、カフェ、飲食店なども近隣に沢山あり、1日楽しめる場所です。
元々この海は、日本のみならず、世界各国の船が通る交通の要所。
人の通るところには経済が栄え、文化があるところには美味しいものが生まれる。
何より、人が集まってくる求心力。
この市場の活気は底力が感じられます。
下関、好きになりました。
また、必ず訪れます。
2031年に新しくなる唐戸市場を楽しみにしています。
蛇足ながら、この研修後の30分ほどの自由時間にフグ刺しを宅配便で金沢まで送られた研修参加者がおいででした。凄い早業です。プロが欲しがる本場のフグ。魅力は尽きません。
この度の視察研修にご尽力いただきました、唐戸市場業者連合協同組合 事務局 森部様、馬関街 会長 杉山様、副会長 田中様、そして何よりも長い時間ご対応いただきました馬関街広報(株)Minato 湊様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
唐戸市場の詳細は以下をご覧下さい。
「活きいき馬関街(ばかんがい)」
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公式Instagramや公式Facebookもあります。活き活きと普段の市場の様子が更新されています。